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人生の基準の意味づけは自分で決める!

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自分の基準を決めるのは自分の自由

この記事では「自分の人生の基準や意味を決めるのは自分の自由だ」ということについて書いていきます。

「自分で基準を決めてもいいんだ!」ということが腑に落とせれば、自分に力を持つことができます。

なぜなら、このとき、人生の決定権が自分にあるからです。
人生の主体者は自分になります。

主体的に生きるとは

主体的に生きるとは(ハートで生きると言ってもよいですが)、自分の基準の決定権は自分にあることを理解し、主体的に自分の基準を決め、主体的に行動を選択していくことだと、ここでは定義します。

正しさに目を向けると主体性を失う

このとき、正しい、間違っているということに目を向けると、力を失ってしまいます。

基準のよりどころは「正しさ」になります。あるいは「真実」になります。

正しさや真実を追い求めると、正しいことを決めてくれる誰かや、絶対的な真実が必要になります。

誰かの思想や真実の経典に従うとき、自分の主体性が損なわれます。

ある意味、神様の存在は主体性を失わせるものとなります。
だから、そこにあるエネルギーは「依存」になってしまいます。

もちろん、「正しさ」を追求することは必要ですが、正しさを過剰に求めると、主体性を損なってしまうのです。

自分に力を与える

主体的に生きるには、自分が基準を決めることが必要です。

その決定権を自分に与えることです。

それが「自分に力を与えること」になります。

これは無力感の克服に役立ちます。

罪悪感で悩んでいる人へ

罪悪感で悩んでいる人がいれば、それは社会や他者の基準を「自分の基準として」自分を責めているのかもしれません。

罪かどうかを決定するのは法律ですが、真に心を縛っているのは自分の基準です。

自分の心から決めた基準なのか、社会や他者の基準なのかを区別しましょう。

「私はどんな基準を持っていて罪悪感を感じているのか」というのを可視化しましょう。

そして、冷静な立場で、それが合理的かを判断しましょう。

もし、非合理なのが分かっても、罪悪感が拭えないとしたら、「どうして罪だと感じるのか」を心に問い、深層心理を癒していくことが必要になってくるでしょう。

罪かどうかを決める基準は、自分で決めていて、基準は変えることができます。

また、基準違反をして、罪悪感を感じたとしても、その罪悪感をずっと持つ必要はありません。

基準を守らせるために罪悪感があるのであって、その基準に立ち戻る意識になれば、もはや罪悪感は持つ必要はありません。

無価値感で悩んでいる人へ

無価値感で悩んでいる人がいれば、それは社会や他者の基準を「自分の基準として」自分を責めているのかもしれません。

社会的価値が高い性質(たとえばコミュニケーション能力や容姿など)が自分に不足していると感じると自責が生まれます。

価値があるかどうかを決める基準を、自分に取り戻すことが大切です。

社会的に価値があるかどうかなど関係なく、自分にとって価値があるかをハートで感じ、尊重すればよいのです。

価値を決める基準を自分に取り戻すことができれば、その基準に従って、行動すればよいのです。

他者や社会の基準をあたかも自分の基準だと思い込んでいる場合が多いので、そこの区別はつける必要はありますね。

そのためにも、自分のハートを知ることが大切です。

好きか嫌いか、心地いいか、よくないかという感覚を大切にしましょう。

意味を自分で決める

自分の人生をどう生きるかなんて自分が決めることだと思います。

生きていく上での「人生の意味」は自分で決めることです。

意味を他者や社会の基準に参照するから、自分が分からなくなってしまうのです。

価値の意味は自分で決めればいいと思います。

力の意味は自分で決めればいいと思います。

幸せの基準は自分で決めればいいと思います。

善悪の意味は自分で決めればいいと思います。

肯定するか否定するかの基準は自分で決めればいいと思います。

意味や基準を決める決定権者は、自分の人生においてはあくまで自分にあることを理解できると、主体的に生きることができます。

逆に言えば、他者の人生において、意味や基準を決める決定権者はその人にあるわけで、そこに口出しするのは境界線越えとなるわけです。

境界線越えがダメなわけでもなく、境界線を越えてはいけないわけでもありません。

すべての意味や基準を決める必要はない

細かい基準や意味を決めるのはキリがないので、大ざっぱなものや大事なものだけで大丈夫です。

普段は意識しなくても構いません。
気になることがあれば、現実の悩みや問題として出てくるでしょう。
このときに、基準を自分で決めて、判断すればよいのです。

自分の基準で生きる行為が大切なのではない

いざとなったら意味や基準を決めるのは私だということが理解できて、実行できれば、普段は他者の基準に合わせて生きていても大丈夫です。

自分の基準だけで生きることはできませんから。

大事なことは、自分の基準で生きることそのものではなく、自分の基準の決定権者が自分にあるという状態です。

そのあり方です。

自分のありのままに許可を出す

基準を自分で決めていいのであれば、自分のありのままや本性に許可を出せばよいのです。

そうすれば、ありのままで生きることができます。
自分の素の状態で生きることができます。

自分の意見や価値観をただ出していくことができます。

性質的なものは、なかなか変わりにくいわけで、そんなものはマルっと許可して、受け入れてしまえばよいと思います。

それが今の自分の状態だと受け止め、ありのままで振る舞います。

隠したり、抑圧するから、悪化したり、問題が長引きます。

どんどん自然な自分とズレていくわけです。

許可する権限があるのも自分なのです。

それを自分の外に委ねると、無力・依存的になってしまいます。

自分で決めてもいいし、むしろ、本当には自分しか決めることができないと思います。

自分の基準を決めるのは自分の権利であり、自由だと思います。

それが腑に落ちれば、自分に力を取り戻せますよ。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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