ボクは以前、人生でやりたいことができている人を見ると「いいなぁ」とあこがれていました。
20代の前半はやりたいことを模索し、トライした時期でしたが、結局やりたい仕事にはつくことができず、30代半ばまで仕事でやりたいことを実現するのは難しいと思っていました。
今はやりたい仕事をやっていますが、今でも万人がやりたい仕事をやるのは難しいだろうなと思っています。
人生をどう生きるかというのはその人の価値観次第です。
人生の大きなウエイトを占める仕事をやりたいことをやるのか、仕事以外でやりたいことをやるのか、あるいはその中間を取るのか、その人のライフスタイルや年代にもよって異なるでしょう。
何がいい、悪いというのはなく、どう選択するかだけです。
やりたいことに関しては、過去記事にいくつか書いたのでこちらも参考にしていただきたいと思います。
★やりたいことが分からない人へ
★やりたいことが見つからない理由
★やりたいこと=仕事、という思い込み
★「私のやりたいことは仕事にならない」という思い込み
★やりたいことができないのは自信がないから…って本当?
★やりたいことをやろう!
★やりたいことをやると自分勝手になってしまう??
やりたいことを人生の中でどれだけやっていきたいかはその人次第ですが、多くの人が、やりたいことをやっているのは楽しいし、少しでもやりたいことをやりたいと思っているでしょう。
先日読んだ本で、本田健さんの「大好きなことをやって生きよう!」(フォレスト出版)は、ヒントになることがたくさん書いてあるなと感じました。
具体的なアドバイスもあって、参考になったのは、好きなことを「する」というのは、ただそれを「する」ことだけじゃなくてもっと広い視点で考えると、お金になるチャンスが増えるということです。
●好きなことを「書く」
●好きなことを「人に話す」
●好きなことを「グッズにする」
●好きなものを「売る」
●好きなことを「広める」
●好きなことを「教える」
●好きなことを「組み合わせる」
●好きなことを「プロデュースする」
●好きなことを「する人にサービスを提供する」
また、具体的な仕事選びとしてのアドバイスとして、5つの要素が重なったところを狙うことも書いてありました。
好きなことをやろうと思ったら、実際にプランを立てて、行動しなければいけません。
漠然とただやりたいと思っているだけでは何も変わらないのです。
ボク自身も、独立するまでに何度もプランを考えました。もちろんその通りにはいきませんでしたが、本田健さんの著書での言葉を借りれば、戦略的に「大好きなことをやる」人生にシフトする必要があります。
そうするためには心理的なブロックもたくさんあると思います。
そこはカウンセラーのサポートがお役に立てるところだと思います。
やりたいことって人生の時期によって変わってきます。ボク自身もたくさん変わってきましたし、今はカウンセリングが一番やりたいことですが、将来は変わるかもしれません。全然別の仕事をする可能性だってあります。
それでもボクは「できる」と思っていますし、また、そこへ行くまでの時間も無駄じゃないと思っています。
いつからでもやりたいことはできると思いますよ。
ちなみに成功して一流になることを目指すことと好きなことをやることは全く別です。前者を目指すとハードルは相当上がりますね。前者でなければ満足できないのであれば、それは自己価値の低さに起因している可能性が大きいです。本当の目的は、やりたいことをやっているその瞬間の体感のはずですから。
やりたいことは小さいことでもいいんです。自分が満足するかどうかです。
要は自分の人生の主人公として、自分にどれだけ「生きる」醍醐味を与えられるかどうかだと思います。
もちろん、苦しいことも含めて!