肩書きや理想を追い求めていた私
ボクは思春期の頃から、肩書きや理想を追い求めていました。
中高一貫の進学校に進み、いい大学に入ることを目指していました。
いろんな挫折があって、結局大学受験はうまくいきませんでしたが、その後も肩書きを追い求めていました。
入社試験も大手の企業ばかり受けていました。
自分の実力や能力を無視して、高い理想ばかり追い求めていました。
地位とか収入が高いレベルの集団に入ることばかり考えていました。
現実はうまくいかなかった
しかし、現実には大学受験も入社試験も失敗。
出来が悪いにもかかわらず理想だけは高いみたいな、そんな自分に愛想を尽かしていました。
自己批判が多かったし、そんな自分が嫌で、「ここから這い上がってやる」とがんばったものでした。
でも、がんばるにも限度があります。
そもそも、根性がありません。
さらに、能力も高くありません。
なので挫折し、低い自己価値がさらに低くなりました。
今思うと、まったく地に足がついていなかったと思います。
当時の「今」をまったく味わってなかったなと思います。
いつも、「未来」。
そして、今を否定していました。
後悔…自分をもっと受け入れていればどんなに違っていたか
もし、そのころから自己肯定感があって、自分のそのままを受け入れられていれば、どんなに楽だったかと思います。
思春期の人生ももっともっと楽しかっただろうと思います。
そのほうが結果的に人生ももっとうまくいってたんじゃないかと思います。
ボクのこんな経験があって、ブログやセッションでも、理想を目指すよりもありのままを受け入れることを提唱しています。
Aさんの事例
セッションに来てくださったAさんもそんな悩みを抱えていました。
Aさんの許可を得て、Aさんのセッション事例をご紹介します。
セッション事例「自己価値が低く、肩書きや理想を追い求めてしまう」
自己価値が低く、いつまで経っても上がらないことで悩まれてセッションに来られたAさん(女性)。
価値を上げるために肩書きをつけようとしたり、資格取得や新しいことを次々に始めることをやっていました。
自分の理想があって、それができていない自分に自己否定していました。
また、同年代の人で活躍している人を見るともやもやした気持ちになっていました。
セッションを進めていくと、自分のだらしなさや不真面目さを否定・抑圧していることも分かりました。
セッションで掘っていくと、幼少期や学校で傷ついた経験がありました。
だらしなさや不真面目さを抑圧していたのは、過去にいじわるされた経験があり、自分を誇示するためには真面目であることが必要だとこのときに強く決めたことが分かりました。
また、母親から関心を持ってもらえなかったことで、活躍できていない自分はダメだと感じ、大人になった今でもそれを思い、苦しくなっていたのでした。
5回コースで潜在意識にある思い込みを見つけたり、傷ついた経験を癒すワークをしていきました。
肩書きに関してもこだわることが減り、理想への執着も少なくなったとおっしゃっていました。
Aさんから感想をいただきましたので紹介します。
テーマ:自己価値の低さ
それが分かると前と同じような状況が出てきた時にも悩みとすることが少なくなりました。状況を冷静に見つ めることができるようになりました。
よっし~さんのカウンセリングは揺るぎない安定感があり、いつも安心してセッションを受けることができました。
またセッション中、問いかけで自分でも気が付かないことをたくさん引き出してくれました。
ありがとうございました。