完璧主義や真面目な人、誠実な人に陥りがちなことですが、素晴らしい人間になりたい、ありたいという願望です。
それ自体は、とっても素敵なことです。
ぜひ素晴らしい人間になっていただきたいと思います。
ただ、素晴らしい人間になりたいという欲求が、素晴らしい人間になるのを妨げるという「罠」があります。
その「罠」は、自分の中の闇の部分を切り捨てるということです。
たとえば、「親の面倒を見たくない」、「パートナーを愛していない」、「あいつを殺したいくらい憎い」、「怒り飛ばしたい」、「暴力をふるいたい」、「悪意を持っている」、「人をだましたい」…
こんなことをタブー(禁止)にし、そんなことを思う自分を「いけない、ダメ」と責めます。
そして、そんなことは思ったことがないようにうまく演じ、自分自身をだまして、タブーを無意識に押し込めます。
でも、タブーにすればするほど、大きくなっちゃいます。
無意識に押し込むほど、それがパワーを持ちます。
大事なことは、「思うこと」と「やること」は違うということです。
「暴力をふるいたい」と思うことと、実際に暴力をふるうことはまったく違います。
思うことに対しては、タブーにする必要はないんです。
イメージでいくら殴ってもいいです。
ボクたちは人間ですから、思考と行動の間で、「選択」ができます。
殴りたいほどの怒りがあったとしても、「相手に感情を表現する」「相手を少し注意する」「何もしない」「相手に怒りをぶつける」「相手を殴る」…などたくさんの選択肢の中から行動を選ぶことができます。
だから、自分の中の闇をタブーにしないでください。
そして、その闇も必要だからあるんです。
その闇が実はボクたちを守ってくれていたこと、味方であったこと、感謝すべき存在だったことを知ったとき、その闇の存在意義が消えます。
癒しの道を進んでいくとこのことが実感できるようになります。
自分の中の闇、すごく嫌な部分、汚い面、ひどい面、弱い面も見てあげてくださいね。
イメージで抱きしめてあげてください。
何が言いたいか聞いてあげてください。
すると少し、闇とお友達になれますよ。
よっしーさん(*^_^*)
完璧主義は、ほんま自分を抑圧するだけでなく、その抑圧している分、他者にも完璧を求めてしまいますね。
そんなん、どんどんしんどくなるだけやん!!(笑)
って、元完璧主義は思います(^_-)-☆
アシュタンギーニさんも元完璧主義者でしたか(笑)
ボクも元完璧主義者ですよ。
抑圧が強いとその分投影が強くなりますから、苦しい世界の出来上がりですね。
だから抑圧せずに素直に感情を感じてあげることが大切ですね。