自然体の自分でいることを妨げているもの  その1(全5回)

私がブログ、メルマガでお伝えしているのは「自然体になろう!」ということです。

自分では自然体なつもりでも実は不自然だったりします。

不自然な状態が続くと心身を損なう

不自然なときはいらぬ緊張感や不快感が出てくるものです。

たとえば、試験とか、試合とか、スピーチとか、大切な商談とか、程度の差はあれ普通に緊張すると思います。

そのときは身体が固くなったり、頭が働かなかったり、身体も心も変化が起きます。
いわゆるストレスモードです。

不自然になっているときは、軽いストレスモードなので、不自然が当たり前に続いていれば、心身がおかしくなるのも当然のことです。

自然な状態とはどんな状態か?

では、自然というのはどんな状態でしょうか?

私は、「偏りがないこと」だと思っています。

バランスが取れていることと言ってもいいです。

自然であれば、自動的にバランスが取れます。

でも、何らかの原因があって、自然な流れを遮ります。

その結果、偏りが生じ、その状態がキープされて、何らかのほころび(苦しみ、心身の負荷)が生じます。

常にその状態でいることは不自然

たとえば、「いつも自然体でいる」

これは不自然ですね~。
自然体の素晴らしさを伝えていますが、「いつも」自然でいることはできません。

ストレスがかかったときは、ストレスモードに入るのが「自然」です。

人生の中でストレスがかかることはたくさんありますので、いつも自然体でいられることは不可能です。

緊張とリラックスは両方あります。
どちらかに偏りが続くことが「不自然」です。

ポジティブ、ネガティブに偏る(偏ろうとする)のは不自然

ポジティブ、ネガティブも一緒です。

本来、人間はあらゆる要素を備えています。

個性、資質、これまでの環境によって、当然要素の大小はあります。

でも、同じ人間なので、同じようにあらゆる要素を持っています。

その要素自体は本来ニュートラルなものですが、何らかの価値観で善悪、ポジネガのレッテルを張ります。
それが悪いわけじゃないですよ。
そうなるのが「自然」です。

たまに、価値観フリーになればあらゆる苦しみから逃れられると思う方もおられますが、価値観がなくなることはありません。

価値観がなくなったら生きていけません。
判断も何もできません。
赤ちゃんの状態です。

それを目指すのは「不自然」です。
不可能ですから。

私たちはあらゆる要素を持っていて、その中のいくつかの要素を否定します。嫌います。

あるいはいくつかの要素を好み、固執します。

ポジティブな要素を目指すのは「自然」です。
ネガティブな要素を排除しようとするのは「自然」です。

必要以上に固執するのは「不自然」です。

ポジティブを目指すことは自然なのでやってもいいですが、そこに固執すると苦しくなってしまいます。

固執している状態とは?

例えば、目の前に蛇が現れたとします。

すると、蛇を追い払うか逃げるかします。
ここでリラックスしているのは「不自然」ですね。
リラックスしようとしているのも「不自然」ですね。

そして、蛇がいなくなりました。
安全が確保されました。

その後は蛇を気にしなくなるのが「自然」です。

でも、蛇がいなくなって安全になったのにずっと蛇に振り回されているのは「不自然」です。

蛇に合わないように、安全なところに閉じこもったり、塀を作ったり、世の中の蛇をすべて排除しようとしたり、蛇にかまれても大丈夫な鎧を常にまとったりしているのは「不自然」です。

蛇の例えは、私たちが持っているビリーフや何らかの恐れに置き換えてみてください。

不自然であることに気づくのは難しい

蛇の例であれば、「不自然」ということが明白だと思いますが、実際にはなかなか不自然とは気づきません。

あまりに当たり前だと信じ込んでいるからです。

「太っている」というのを例にすると、「太っているからモテない」「太っているからダメだ」と、「太っている=悪いこと、ダメなこと」だという価値観が当たり前にあると、やせるということにこだわりすぎていても、それを不自然だとは思いません。

これがセルフワークの一番の難しさだと思います。

第三者にニュートラルに見てもらうことで不自然さに気づける点はカウンセリングの大きなメリットだと思います。

私のブログやメルマガは、皆さんのビリーフに何らかのひびを入れて、「不自然さ」に気づくきっかけになればと思って書いています。

不自然に気づけばあとは簡単

不自然に気づいたあとで、自然になるにはまだステップがありますが、そこはある程度簡単に行きます。

簡単と言っても、短時間でできるという意味での簡単ではなく、やり方が確立されているという意味での「簡単」です。

不自然に気づいても簡単ではない人

多くの人はセラピーを使えば、不自然さが解消されますが、一部の人はセラピーをしても効果がない人がいます。

自分が不自然であることも、それが苦しみを生むことも十分に分かっているにもかかわらず、不自然さに固執する人たちです。

何らかの理由で手放しません。

無意識で手放さないことを選択しているので、いくら意識上では「手放したいに決まってるでしょ!」と思っていたとしても手放しません。

無意識では「絶対手放さない」と思っているので、セラピーが効きません。

無意識というと自分とは全く違う意識のように思えるかもしれませんが、そうではありません。

無意識というよりも本心と言った方がいいかもしれません。

きちんと本心に気づくこと。それを認めること。その状態を受け入れること。

すると自然に次のステップに進めるでしょう。

こちらの記事も参考になるでしょう。

不幸な人生から抜け出せない7つの原因

2014.07.04

当たり前だと思っていることが盲点

まずは、不自然に気づくことが最初のステップです。

「これって当たり前でしょ!」というところが盲点になります。

ここに気づく手助けとなる記事をシリーズ(全5回)として書いていきますね。

お楽しみに。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら