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わかってほしいという欲求を自分で満たせば楽になる

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私たちは誰でも「わかってほしい」という欲求を持っています。
私のがんばりや価値観をわかってほしいと思っています。
だから、相手がわかってくれないときは寂しさや悲しみを感じ、わかってくれない相手に対して怒りを覚えます。
ケンカや争いごとの原因の多くはここに原因があるように感じます。

私たちは実はわかってほしいだけなんです。実際に要求していることを実行してもらう(たとえば母親に優しい行動をとってもらう)よりもわかってもらうことのほうが大事です。
そして、わかってもらえれば満足するのです。
だから、相手の行動が直らなくてもカウンセリングだけで不満が解決するんですね。

私がマトリックスでやっていることをごく単純に言えば、今の自分が、傷ついている過去の自分をタッピングで癒すということをやっています。
そこで、傷ついていた過去の自分の気持ちに十分寄り添ってあげます。すると、過去の自分はスッキリしてネガティブな感情がなくなり、結果としてそのときに作られたネガティブなビリーフがなくなるのです。
だから、カウンセラーのボクが癒しているわけではないのです。あくまでクライアントさんが自分自身を癒しているだけで、ボクはそのやり方のサポートをしているだけなので、実は何もやってないというか、やっていることはただ手順通りに横で誘導しているだけです。
ボクが癒しやヒーリングをしているわけではありません。だからホント一つもたいしたことをやっていません(^_^;)
でも、もしボクが癒しをしているとクライアントさんはボクに依存してしまいます。自分で自分を癒せると体感することこそ、自分を信頼するためのとても重要なことだと思っています。
そういう点でマトリックスというテクニックはとってもボク好みです。だから他のテクニックに浮気をしないのかもしれませんね。

1aab24dd684e2aff1470248215fab111_s話を元に戻すと、傷ついた過去の自分に寄り添ってあげれば、過去の問題は解決します。
今の問題のほとんどは過去の問題が未解決であることが原因です。
だから、過去の問題が解決すると今の問題も片づきます。

ネガティブな感情があるとき、誰かに共感してもらうとすごくうれしいですよね。
誰かとケンカをしたとき、別の友達に自分の言い分を全面的に共感してもらえればとってもうれしくなります。
それは、わかってもらえたという感覚が満たされるからです。
それで、他人に、特に親しい人には特に、共感してもらいたいのです。
でも、本当はわかってもらいたいのは他人ではなく、自分自身なのです。自分が自分のことを認めてあげられれば他人が認めてなくてもOKなのです。

だから、自分の身体の感覚を感じながら、そこにある声を感じ、その声に寄り添ってあげれば、それだけで癒されるんですね。
自分が自分のことをわかってあげられれば、わかってもらえないという不満はグッと少なくなりますよ。

ABOUT ME
西川佳宏(よっし~)
西川佳宏(よっし~)
境界線専門カウンセラー。境界線(バウンダリー)専門・心理カウンセリング「セルフコンパス」代表。 会計事務所・外資系証券会社・医療設備メーカーでの10年超の会社員経験を経て、2012年6月にセルフコンパス設立。英国HOLISTIC HEALING COLLEGE Integrated Counselling Diploma取得。心理カウンセラーとして境界線を適切に引くためのサポートを提供。 特に効果が高いのが人間関係の悩み、自己肯定感が低い悩み、過剰責任感・完璧主義の悩み、罪悪感の悩み、HSPの悩み、不安・恐怖の悩み、うつ・不安障害の悩み。 柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら

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