ボクはこれまで仕事柄、心に関するたくさんのことを学んできました。
好きなので、お金も時間もエネルギーもたくさん割いてきました。
他に趣味がないということもありますが(-_-;)
ボクがこれまで学び、実践し、自分にもクライアントさんにも効果があり、理屈的にも、実践的にも間違いないと思っていることをシンプルにまとめたら次のように言えます。
ハートシフトでやっていること
私たちは嫌なもの(嫌な思いや感情や感覚=エネルギー)にフタをする癖があります。
これを「抑圧」と呼んでいます。
抑圧していくと、だんだん心に悪影響を与えます。
これが、自己愛が低い原因や病気の原因になっています。
そして、不幸な出来事に遭遇する原因にもなっています。
なので、抑圧をいかに見つけて解放していくかが、ハートシフトがやっていることのすべてと言っても過言ではありません。
抑圧したエネルギーを解放していけばいくほど、潜在意識はだんだん浄化されていきます。
潜在意識を浄化すればするほどよいことずくめ
浄化されていくと、自然に自己愛が高くなります。
自分を満たすことが容易になります。
嫌な出来事を恐れることもなくなるので、恐れや不安がぐっと減ります。
孤独になること、仲間外れにされること、嫌われること、不満を言われることなどにあまり痛みを感じなくなります。
そのため、恐れに流されることなくハートで生きることができ、結果的に自分はハッピー、周りの人もハッピーという感じになっていきます。
そして、浄化されていくと、叡智とつながりやすく、たくさんのヒントを受け取れるようになります。
才能も必要に応じて引き出すことができるようになるので、よいことずくめです。
今は潜在意識をどんどん浄化できる時期
そして、すごくよいお知らせが、今のこの時代はどんどん解放ができる時期ということです。
この世界は、周期に影響されています。
なじみ深いのが四季とか、朝晩、月のリズムなどですね。
天体の周期も一定のリズムを刻んでいます。
これをもっと個別化、具体化したものが占星術だと思いますが、個人が持っている特性や今の周期を見ることができます。
時代の大きな流れで言えば、今は潜在意識をどんどん浄化させる時期です。
身体をどんどん軽くさせる時期です。
今はもはや不要になったものをどんどん排出していく時期です。
逆に言えばこれが必要な時期であり、やらないと苦しくなってきます。
なので、どんどん出さないといけません。
潜在意識の浄化が簡単にできる人と難しい人
カウンセリングに来る人を大きく2種類のパターンに分けると、潜在意識の浄化が容易にできる人と潜在意識の浄化がなかなかできない(抵抗がある人)に分けられます。
前者の場合、ある悩みをテーマにしたとき、カウンセリングによって悩みは解消されます。
後者の場合、浄化ができないので悩みが解消されません。そのため、浄化への抵抗をワークすることになります。
悩みや問題解消したい人ほど潜在意識の浄化が必要
カウンセリングで悩みや問題を解消しても、また別の悩みや問題が出ます。
エゴはある意味、悩みを原動力としています。
ずっと平和だと存在価値がなくて困ってしまいます。
悩みを解消することに精を出しています。
なので、矛盾しますが、エゴは悩みを解消したいと願いながら、悩みを作り出してもいます。
そのため、潜在意識をどんどん浄化して、自分の本質とつながる割合を増やして、悩みそのものを作らなくてもいい状態にしていくことが大事だと感じ、それをやっています。
潜在意識の浄化に取り組もうという発想がオススメ
そのため、一時的な問題解決を目指すという姿勢ではなく、問題によって潜在意識の浄化に取り組んでいこうという姿勢がオススメです。
「この問題さえ解決すればよい」「問題は早く解決しなければならない」
という発想は捨て去ってください。
「この問題を通して、潜在意識の浄化をどんどんしていこう! たくさんの嫌な思いや感情が出てくる! これはラッキーだ」
こういう発想をしてみてください。
全体意識とつながる体験
ボクは仕組みを分かっているので、クライアントさん一人でたどり着けない領域までサポートすることができます。
深いレベルの抑圧を解放できます。
しかし、1回それをやったところで、全体から見れば微々たるものです。
クライアントさんで深い抑圧が解放されて、全体と意識がつながる人も結構いらっしゃいます。
いわゆる覚醒体験と呼ばれている体験です。
確かに素晴らしい体験なのですが、ハートシフトはここに至ることを目的とはしていません。
起こったら起こったで素晴らしいことなのでギフトとして受け取ればよいです。強烈な体験なのでその後の人生の感覚が変わる人もいるでしょう。
ただ、しばらく時間が経つとまた元に戻ります。
そして、浄化すべきものはまだまだあるので、本当はここにこだわることなく浄化を続けていくことをオススメしています。
覚醒体験の罠
覚醒体験を特別視すると、これでおしまいだと思ったり、この体験をもう一度味わいたいと努力したり、このような体験が起こったことで自我が刺激され特別意識を持ったりしてしまいます。
そうするとかえって覚醒体験が足かせになってしまい、潜在意識の浄化を遅らせることになってしまいます。
何が起こっても特別視せず、淡々と浄化するだけです。
抑圧をしないことの難しさ
浄化するというのは「抑圧せずに」出てくる思考や感情のエネルギーをただ出していくということです。
「抑圧せずに」というのがすごく難しく、ここができるようになるのがはじめのポイントで、一番難しいところです。
潜在意識の浄化ができないクライアントさんは、まずはここができるようになる練習を一緒にやっていくことになります。
感情を出すのは相手にぶつけることではない
ちなみに思考や感情のエネルギーを出すというのは、たとえば怒りであれば、相手にそれをぶつけるということではありません。
身体の中で怒りのエネルギーを感じるだけです。
たまに、感情を出すというのはヒステリックになったり、暴れまわることだと誤解されている方もおられますが、全然違います。
イメージの中でヒステリックに暴れまわっているエネルギーをただ見守るだけです。
「浄化」は汚いものを排除するということではない
潜在意識の浄化というと、汚いものをきれいにするというイメージがあると思います。
分かりやすく説明するために浄化という言葉を使っていますが、この言葉を使うことの弊害もあるのでお伝えしておきます。
浄化というと汚いものを排除するというイメージになり、怒り、悲しみ、恐怖などの感情が悪いもので、それをなくそうとする方向に向かいます。
そうなると分離を強めることになります。
浄化をしているつもりが、分離を強めていたということになりかねません。
たくさんワークをやって、分離を強めていたということになったら目も当てられません。
分離ではなく統合へ
分離ではなく統合です。
怒り、悲しみ、恐怖などのネガティブな感情そのものが愛であることに気づくことです。
それらが悪いものではなく、私たちにとって必要であったと気づくこと。
すると、統合が起きます。自然に感謝があふれ出します。
この状態に強制的に持っていくために、徹底感謝をやる方法もありますが、それも非常にオススメします。
統合が起きると、ネガティブな感情は生じにくくなりますが、それはネガティブな感情を消し去ったわけではないのです。
ネガティブな感情を活かしきることができた結果、不要になってきているだけのことです。
おそらく皆さんが目指しているのはこの境地だと思います。
ぜひぜひ日常的に潜在意識の浄化をしてみてください。
私はカウンセリングと自己ワークの両方することをオススメしていますが、カウンセリングは常時募集しているわけではないので、一人でできるようになってもらわないといけません。
一人で潜在意識の浄化ができるようになるやり方をハートシフト・セミナーでレクチャーしています。
潜在意識の浄化を進めていくためには、ハートシフト・セミナーを受けていただくのが手っ取り早いかと思います。