願望実現(成功法則)の落とし穴 その4~願望実現=幸せの幻想

願望実現系をボクが好まない理由は大きく2つあると書きました。

1)「そんなに簡単に願望は実現しないよ」
2)「願望が実現したら幸せになるってのは幻想だよ」

これまで、願望は簡単に実現しないということを説明しました。
まあ、これだけだったら別にいいんですが、「願望実現=幸せ」というそもそもの前提条件が違うんですよ。

ボクたちが本当に望んでいるものって「幸せ」ですよね。
幸せの定義は人それぞれですが、基本的には何らかのポジティブな感覚でしょう。
その感覚を最終的に望んでいるわけです。

そして、願望実現すると幸せになれると信じているから、願望が実現することを望みます。

心理学の調査で、年収600万円を超えたらそれ以上所得が上がっても幸福度は上がらないという結果があります。
お金に困る生活であれば、苦しい思いも多く湧いてくるでしょう。
ネガティブなきっかけが多いからです。
「家賃が払えないかもしれない」と思っていたら、日常的に将来の不安に悩まされ、人生も苦しくなります。
でも、生活できない不安がなくなって、一定レベルまで落ち着いたら、それ以上お金が増えても不安の量はほとんど変わりません。
お金があったら、あるなりに別の悩みが出てくるものだからです。
「収入が減ったらどうしよう」「投資信託が目減りした」「別荘を買うためのお金が足りない」…とか。

私たちが一般的に望むであろう、「結婚」「お金」「家」「仕事」「パートナー」「健康」などは、実は、実現してもしなくてもあまり幸福度は変わらないことが心理学のあらゆる調査で分かっています。

条件じゃないんですね。幸せは。

だとしたら、そんなやっきになって「願望実現」を追い求めるよりも、ダイレクトに「幸せ」を求めたほうがよくないですか???

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ボクが、願望実現系が好きじゃない理由はここが大きいです。

本当に求めているものが手に入るんだったら、やり方の是非はともかく、オススメしたいです。
でも、本当に求めているもの(幸せ)が手に入らないのに、理想を追い求めて一生懸命がんばるのは、もったいないなぁと思うわけです。

そもそも、願望実現系を求めるのは、楽をして幸せになりたいからですよね。
そのニーズ自体は何も問題ないんです。

問題はそのニーズを簡単にはかなえられないことです。
結局、苦労した挙句、幸せもつかめないというオチになってしまいます。

だから、ダイレクトに幸せを求めることを勧めたいです。

じゃあ、どうしたら幸せになれるか?
次はここを説明したいと思います。

次回がこのシリーズラストです。


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ABOUTこの記事をかいた人

よっし~(西川佳宏)

心理カウンセラー/セラピスト(東京・新宿)。「心地よく、自分らしく、生きる」ためのサポートを提供。得意分野は人間関係の悩み、対人恐怖の悩み、感情・自己否定・マイナス思考の悩み、不安・恐怖の悩み。柔らかな雰囲気に加え、こころの悩みの本質をやさしく説明するのが得意。プロフィールの詳細はこちら