前回「2030年の日本社会の課題とテーマ」の続きです。
ところで、将来の日本はおじいちゃんおばあちゃんばかりで、社会だけではなく職場も同様でしょう。
元気なおじいちゃん、おばあちゃんがバリバリ働いている社会になるでしょう。
日本が豊かで、資源や資産がたっぷりあって、少数の若者の労働だけで多数のおじいちゃんおばあちゃんの暮らしを支えることができれば、おじいちゃん、おばあちゃんも働かずにゆっくり休むこともできますが、残念ながら現実的に難しそうです。
そうなると、60歳定年から、80歳定年、もしくは定年なしの時代へと変わってくるでしょう。
だとすると、一生労働ということになります。
これまでは、労働＝苦であり、定年後に好きなことをしたり、ゆっくりするということが、社会の価値観として少なからずありました。
しかし、一生労働ということになれば、話は変わってきます。
労働＝苦であれば、人生＝苦になりかねません。
また、一生労働するなら、やっぱり自分の個性や資質が生かせて、興味がある仕事がいいですよね。
天職探しのニーズは増えると思いますし、やりたいことをお金にしていく知識やスキルのニーズも増えていくでしょうね。
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さて、前回の続きの健康寿命を増やすということですが、私たちの健康を妨げているのは何でしょうか？
「ネガティブな感情が病気となるメカニズム」で書きましたが、私たちの健康を妨げている一番の要因は「ストレス」です。
記事に書いたようにストレスには、温度や音などの物理的なストレスや、化学的ストレス、生物的ストレス、精神的ストレスがあって、その中でも一番大きいのが精神的ストレスです。
別の視点から見ていきます。
人間が老化する一番の原因が「酸化」と言われています。「老化＝酸化」だと主張する専門家もいます。
体内の活性酸素は、ウィルスや細菌を退治するという役割がありますが、必要以上に増えると健康な細胞まで攻撃します。
すると、細胞が老朽化したり、死滅します。
これが老化につながります。
そのため、抗酸化成分を体内に入れることが大事だと言われていますが、しょせん対処療法に過ぎません。
活性酸素が必要以上に増える原因を止めなければ、いたちごっこです。
ところで、活性酸素が増える原因とは何でしょうか？
食生活の乱れや過度の運動などありますが、最も大きな原因が「ストレス」です。
人間がストレスを受けると、ストレスに対抗する物質が分泌されますが、この分泌と分解の過程で活性酸素が発生します。
また、ストレスで緊張状態になったとき、血管が収縮し、一時的に血流が阻害されますが、その後、血管が拡張したときに一気に血液が流れると、大量の活性酸素が発生します。
つまり、健康寿命を高める＝病気を防ぐ＝老化を防ぐには、いかにストレスをコントロールするかということがカギになります。
そして、ストレスの最大の要素を占めるのは精神的ストレスなので、健康寿命を延ばすにはネガティブな感情のコントロール（解放）が最も重要であると結論づけられるでしょう。
そして、ネガティブな感情解放が最も得意な分野は何でしょうか？
ボクが知っている限り、セラピーになります。
特にEFTは、「感情解法テクニック」の名の通り、感情解放に極めて適したツールです。
なので、話が長くなりましたが、結論としては、EFTを社会にもっと浸透させていきたいと思ったわけであります。
特に日本では国を挙げてでもセラピーの普及をした方がいいと思いますよ。
蛇足ですが、ボクの2020年のビジョンは、もっと、広い層に心のしくみやセラピーの良さを訴えていきたいと思っています。
個人セッションはほとんどやめて、講演とか、大規模セミナー、地方セミナーを中心にしたいと思っています。
2020年くらいから徐々にそのようにシフトしていきたいと漠然と考えています。
今後5年間は個人セッション中心に考えています。
また、セルフワーク講座を少数開催し、密にやっていくことを望んでいます。
なので、受けられるチャンスがある方は早目をオススメします。
今年最後の記事になります。
ブログを見てくださった皆様、セッション・セミナーに来てくださった皆様、本当にありがとうございます。
来年もよいお年を！
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